「自分の人生の最高の専門家は自分である」とは?

内向型人間専門セルフマインド・ライフコーチの

よろずつよしです。

 

「自分の人生にとって自分が最高の専門家である」とは、どういうことでしょうか?

人生は、人の数だけ、それぞれの人生があります。

人は基本的に皆、いろいろな人生模様を抱えています。

抑うつ状態の人、 他人と比較して自分をダメだと思っている人、借金を抱えている人、事故を起こしてしまった人・・。

でもどんな人、状況であっても、自分という人生の中では自分が最高の専門家なのです。

これって、どのような意味かわかりますでしょうか?

 

どのような意味かというと・・・・、

メタファーの話を使ってお示ししたいと思います。

『もし仮に人が魂(意識)というものを把握できる世界があるとします。

それぞれの人生に入れ替わって魂(意識)が入ることが出来る世界があるとします。

代打で人生を生きてもらうのです。

例えば、めちゃくちゃ優秀で幸せを我が物にしているような人の魂(意識)が、そうではない不幸な人の魂(意識)に向かって、「人生の立て直しをしてやろう」と申し出てきたとします。

そして優秀な魂(意識)が不幸な魂(意識)の人生の立て直しを実行するのです・・・。

 

結果は・・・?

 

結果は、全くの役立たずになるのです。

 

なぜなら、

あらゆる魂(意識)自身の人生にとって一番の専門家は、自分の魂(意識)であるからです。

自分がその人生を体験することを決めて、生まれてきたからなのです。

本当のことを言うと、魂(意識)は、どれも皆同じ、純粋な気づきそのもので、差はないのです。

差があるのは、身体と思考と感情なのです。

だから

それぞれ自身の人生の身体と思考と感情を扱う最高の専門家は、本人自身の魂(意識)以外いないのです。

自分がこの人生の身体と思考と感情を扱うと決めて生まれてきたのだから。』

どうでしょうか?

この話を信じてみると、

例えば抑うつ状態の人であれば寛解状態の時に、自分の人生の最高の専門家は自分自身であると言って、

人生そのものを受け容れることができるかもしれません。

例えばもし今、人を傷つけてしまったり、事故を起こしてしまったりしたとするならば、その後悔の念に暮れるでしょう。

でもその後、自分の人生の最高の専門家は自分自身であると言って自分に向き合うことによって、

適切な対応ができるかもしれません。

例えば仕事で失敗をして、ダメ人間だと思ってしまい打ちひしがれていても、

心が落ち着いた時に、自分の人生の最高の専門家は自分自身であると言って、

困難を受け容れることによって新たな希望を見出せるかもしれません。

 そして

人生の状況は変わらなくても、今この瞬間のすべてを受け容れ、

自分の人生の最高の専門家は自分自身であると言えると、

人生は光り輝くのではないかと思うのです。

そのままの存在で価値があるのです。

何ひとつ変えることなく、光り輝く。

自分の人生の最高の専門家という生き方は、そのようなことなのです。

 

当心理サポートでは、自分の人生を受け容れ、自分を愛し、自分の価値を見出して生きていくためのお手伝いをさせていただきます